虫除けスプレーをたくさん使う時期になりましたね。でも虫が寄ってこないくらい強力なスプレーって身体に影響ないのでしょうか?今日は虫除けスプレーの危険性を解説して、子どもにも安心な虫除けスプレーはどんなものがあるのか紹介します。
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本当に危ない、「ディート」という成分とは?使っては行けない虫除けを解説
ディートという成分をご存知ですか?1946年に開発されたこの成分はいろんな問題点を指摘されながらも、日本では知っている人が少ないかもしれません。ここではこのディートについて詳しく解説していきます。
強い発ガン性と神経毒
ディートはその有害性から、世界中で禁止になりましたが、日本に存在するほとんどの虫除スプレーはいまだにディートが主成分です。特に子どもへの影響が指摘されていて、使用を禁止する保育園があったりするくらいです。
国によっては使用を厳しく制限されておりますが、日本では医薬品の虫よけがディート濃度が12%まで配合できるのに対して、医薬部外品は10%まで許されているのです。
また、発ガン性や神経毒による強い突然変異性(遺伝子を変化させる)や遺伝毒性(遺伝子に障害を与える)を持っていると言われています。
日本でも使用上の注意の改訂があり、 使用する際の対象年齢について規定が設けられています。
・6か月未満の乳児…使用できない
・6か月以上2歳未満…1日1回
・2歳以上12歳未満…1日1~3回
出典
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/08/tp0824-1.html
マラリアやデング熱には有効?
子どもには使用制限がありますが、実は海外の論文でマラリアやデング熱などの蚊が媒介する感染症のリスクが高い場合は使用を推奨しているというのです。
しかし、これらの感染症を媒介する蚊は日本では確認されていないので、感染症対策として積極的に使うほどではないと指摘されています。
子どもでも安心、アロマを使った虫除けスプレーとは?
ディートなどのきつい化学物質を使わなくて、同じように虫除け効果のあるものはあるのでしょうか?ここでは、虫除け効果があるとされる、アロマ成分についてご紹介します。
レモンユーカリ
名前にユーカリとついていますが、香りが違います。ユーカリの香りにエネルギッシュなシトラスの香りとバラのような甘さが加わった独特の香りが特徴のエッセンシャルオイルです。
レモンユーカリが含まれている虫除けスプレーはこちらのレモンユーカリ eu(ユー)がおすすめです。
レモンユーカリは昆虫忌避作用の成分「シトロネラ―ル」を多く含み、虫よけに最も適した精油です。レモンユーカリ eu(ユー)は、アルコール成分も含まないので安心です。レモンユーカリはディートと同等レベルの虫除け効果があるとされているので、香りが気に入ればこの虫除け一択でいいと思います。
ローズマリー
レモンユーカリの香りが好きでない方は、ローズマリーの 鼻に抜けるような爽やかな香りはどうでしょうか?ハーブとして有名で、ハーブティーや肉料理などに使われています。
虫除けスプレーとしては、
なんかがおすすめです。値段も手頃で125mlの量もお得感があります。もちろんディート無配合で天然成分のみです。
スプレー不要の虫除けグッツとは?
「正直いって、スプレーもめんどくさい。」という超めんどく下がりのあなたへ、自宅で勝手に虫除けしてくれる装置をご紹介します。
見た目シンプルで違和感なし、最新型ベイプ
昔から、ベイプはよく使ってましたね。でも正直本当に効果があるのかは、なんとも言えない気もしていました。だって、あれに近づいた蚊がそのまま死んでいく姿を見たことはないですもんね。そこで今日ご紹介したいのは、こんな商品です。
こちらはコンセントに差し込んで、夏の間中自宅の蚊たちを超音波で追い払ってくれます。見た目もシンプルなので、ずっとつけていても違和感ありません。
屋外ならこれ!光で誘って電気で撃退
最後に紹介するのはこの携帯用の蚊撃退装置です。音はほとんどなく、しかも省エネで、軽いのでアウトドアに持ち運べるので便利です。
これからの時期必須アイテムになりそうですね。蚊取り線香の嫌な匂いが気なる方は、ぜひ試して見て下さい。
まとめ
今回は夏に欠かせない虫除け対策についてお話ししました。虫除けスプレーに含まれるディートに関しては出来るだけ避けて、天然成分やアロマ、ハーブなどを活用してくださいね。自宅にいるときは置くだけで虫除けや虫退治ができるものもあるので、しっかり活用してください。
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